豪州消費者物価指数予想
(今回発表予想)7月26日12時現在
(1)消費者物価指数の四半期推移と3四半期移動平均…今回予想以上の数値(赤い線)がでれば移動平均線を上回りますが、まだ低インフレを脱却できていない様です。
(2)年率ベースの消費者物価指数…年率ベースでもインフレ期待の兆候は見えず、物価は低位に抑えられた格好になっています。
(3)前年比と政策金利推移、及びインフレ目標値…上図に政策金利を加えたもの。緑線(2〜3%)は中銀インフレ目標値となっています。但し、下図には今回2Qの予想分(1.1%)を加味しています。
豪州中銀が低インフレ懸念を何度も指摘している状況が伺えます。
(コメント)
四半期ごとに公表される消費者物価指数は相変わらずインフレ懸念が少ない状態を続けています。来週火曜日(8月2日)には豪州政策金利が発表されます。
今年5月に2%から1.75%まで利下げを実施していますが、現状ではあまり効果が見られない状況です。明日の数値が仮に予想通り以下となった場合、来週に利下げを実施してもおかしくない状況ですし、次回以降の利下げを示唆する可能性は高まります。
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