ランド円ショートコメント(21/5/3)

先週のランド円は、安値が7.50レベル、高値が7.67レベルと、ほぼ予想に沿った動きになっていました。

ランド円ショートコメント(21/5/3)

ランド円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが「4月12日週のレンジの中で若干底堅い動きを見て、7.45レベルをサポートに、7.65レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が7.50レベル、高値が7.67レベルと、ほぼ予想に沿った動きになっていました。

先週のランドは週前半はほとんど動きが見られませんでしたが、木曜に前週高値を上抜けると一時的に買いが強まり4月12日週の高値も1銭上回ったことで、年初来高値を更新となりました。おそらくはストップでもあったのでしょう、無理につけた感もあり、その後は急速に週間安値圏へと下押しする動きとなりました。

先週は南アフリカにとって特段好材料が出たわけでもなく、単にテクニカルな要因で高値をつけたことから、今週は最近のランドが底堅い流れを続けられるのかを見極める週となってくるでしょう。

ランド買いの材料としては利上げ思惑と好調な中国の経済指標がありますが、いっぽうで依然として回復が遅れている国内経済や財政問題といった売り材料もあり、どちらに動いても不思議ではありませんし、これまで買いが続いてきたことを考えると、そろそろ買いに対する警戒感も出てきやすくなります。

テクニカルにはいつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)をご覧ください。

ランド円ショートコメント

引き続き上下に引いた水平線の中での動きを考えることが妥当に思えます。先々週の安値が現時点ではサポートとして効いていますが、距離が近いため基本はその下の水平線です。今週も4月12日週のレンジをベースに考え、7.43レベルをサポートに7.66レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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