ユーロドル反発 リスク選好回復と独指標改善で
19日の東京市場でユーロドルは反発。早朝1.2077レベルで寄り付き後、米株先物が東京時間で反発、リスクセンチメントの改善で日中はユーロのじり高推移となるも1.21を前に足踏み状態となりました。しかし、夕刻欧州勢参入後に再度ユーロ買いが優勢となり1.21台を回復。19:00に発表された1月の独ZEW景気指数が予想以上の改善を見せたことも追い風となり、一時1.2131の高値をつけた後東京時間19:30現在は1.2126レベルで取引されています。
テクニカルにはユーロドルは一目均衡表の「雲」を前にして反転。転換線、基準線、21日線の集中する1.2200近辺に向け上昇を再開する勢いです。同水準は1/6高値1.2349からの下落の半値戻しとも一致し、明確なターゲットとなりそうです。一方下方向は一目均衡表の「雲」上限が本日1.2040レベル。
市場では今晩のイエレン財務長官候補の上院公聴会を前にリスクセンチメントが改善。米長期金利も上昇傾向ですが、米株先物等株式市場の上昇がユーロドルをサポートし、長期金利上昇からのドル買いに勝った形です。バイデン新大統領の経済対策第一弾公表後の株価調整が一段落し、再び株式市場が上昇相場に復するか否かに注目です
序盤の欧州主要株価指数はまちまち。イエレン財務長官の上院指名承認公聴会は今晩24:00からの予定です。
ユーロドル日足
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