ユーロドル昨日高値まで上昇するも反落
20日の東京市場でユーロドルは1.18台後半での推移。朝方1.1877レベルで寄り付いたユーロドルは日中買いが優勢で、昨日高値と同値の1.1891まで上昇しましたが、1.19に達しないまま反落。3度にわたる1.19トライに失敗し1.1856まで下げた後、東京時間18:30現在は1.1860レベルでの取引です。
昨晩海外時間は、序盤にユーロ売りが強まり1.1816まで値を下げましたが、米国で与野党が財政支援策協議を再開するとの報道でリスクセンチメントが改善、欧米株が下げ止まったこと等からユーロドルは終盤にかけて急速に値を戻し、1.1880レベルでアジア時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは昨晩の下落でも一目均衡表の「雲」の上限を割り込まずに反発、一方で1.1900の重さも再確認され、1.18-1.19のレンジ上下を確認した形です。
コロナ感染拡大と、ワクチン開発加速の悲観と楽観に揺れる状況はかわらないものの、来週週明けは本邦三連休、米国も感謝祭と市場が薄く、今晩はポジション調整主体の動きとなりそうです。
序盤の欧州主要株価指数はおおむね上昇。今晩この後は24:00に11月のユーロ圏の消費者信頼感指数の発表があります。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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