NZ生産者物価指数(日本時間2016年5月18日公表分)
市場関係者の注目度が低いと見られていますNZの生産者物価指数が18日に公表されました。内容は下記の通りになっています。
(今回公表分)
生産者物価指数は特に市場関係者の注目は薄いですが、内容は消費者物価にも波及しますので、記憶の片隅にでも留めておきたいと思います。
公表結果は物価指数がOutputもInputも前期比でマイナスとなり、特にInputのマイナス幅は大きくなっています。先行き段階の消費者物価の上昇に繋げる数値とはなっていません。当局の物価に関する見方(ディスインフレ)は依然として厳しいものが予想されます。唯一の光明は賃金の上昇でしょうか。
指数公表後の相場はほとんど影響なく、相場は上値抵抗線だった0.6830付近でダブルトップを付けて反落し、現在はNZ安トレンドに沿った動きになっています。目先は0.6730〜40にサポートありますが、下抜けると0.6660のサポート余地まで広がりそうです。(5月18日16:00、1NZドル=0.6773米ドル)
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