豪州3月失業率(2017年4月13日)

3月の豪州失業率は以下の通りとなり、就業者数が予想を大きく上回りました。

豪州3月失業率(2017年4月13日)

豪州3月失業率

3月の豪州失業率は以下の通りとなり、就業者数が予想を大きく上回りました。一方で失業率は変わらずとなりました。好数値の内容に、発表後の豪ドル対米ドル相場は、豪ドル買いとなっています。

       3月実績        3月予想
就業者数推移 +6.09万人       +2.0万人(+0.39〜+3.0万人)
失業率      5.9%        5.9%(5.7〜6.0%)

さて就業者数からみていくと、
         2月     3月    差引
就業者数   11,998,700人 12,059,600人 +60,900人
フルタイム   8,164,100人 8,238,600人 +74,500人
パートタイム  3,834,600人  3,821,000人 ▼13,600人

3月の就業者数は2月より60,900人増加し、内訳では、フルタイム雇用者が74,500人増加、パートタイムが13,600人減少しました。実質賃金増に繋がる結果となっています。

また失業者の分析は
            2月    3月     差引
失業者数     749,100人  753,100人  +4.000人
フルタイム希望  525,700人  528,600人  +2,900人
パートタイム希望 223,400人  224,500人  +1,100人

失業者は増加しました。フルタイム雇用が改善しているので、今まで求職活動していなかった人の就業希望が増え、失業率は横這い推移となった模様です。
労働参加率は上昇し64.8%(前月64.6%)、月間全労働時間は320万時間増加し16億6420万時間となりました。3月は実質3営業日多い割には増加時間が少ないと思われます。

豪ドル/米ドルは指標発表前に0.7530〜35米ドル付近で推移していましたが、0.7580米ドル付近まで豪ドルが買われています。豪ドルのショートカバーがでて、豪ドル円も豪ドル高になっています。上値は0.7600〜10米ドルに抵抗線が控え、ここを越えないと豪ドル弱い地合いは継続となります。明日から豪州は4連休控えているのでもう少しポジション調整の買いがでる可能性ありますが、上記の抵抗線を越えるか否か位までに収まりそうです。下値は0.7490〜0.75米ドル、0.7440米ドルにサポートが控えています。(1豪ドル=0.7583米ドル、4月13日13時30分現在)  

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