N$シカゴポジション(2017年3月21日現在)

NZドルは、びっくりするポジションとなりました。

N$シカゴポジション(2017年3月21日現在)

N$シカゴポジション(2017年3月21日現在)

主要通貨ポジション(単位:枚)
(2017年3月21日現在の数値)

主要通貨ポジション(単位:枚) (2017年3月21日現在の数値)

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり)
豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル

NZドルは、びっくりするポジションとなりました。先々週までもショートが大きかったのでNZドルは底固いと見ていましたが、先週は更に7,000枚ものネットショートを積み上げ、合計12,600枚のネットショートになりました。これは下記チャートを見ても直近では過去最大の12,000〜13,000枚に並んでいます。内訳はロングが2,900枚減、ショートが4,100枚増で、ロングは手仕舞いして、ショートは売り上がりになっています。ポジション的にはNZドルの買い戻し水準に入っています。

為替ですが、NZドルは上値抵抗線の0.7030〜40米ドルを一時越えて、次の抵抗線0.7090〜0.71米ドルに止められて、再度最初の抵抗線付近で推移しています。0.71米ドル手前が丁度シカゴ締日に到達しているので、売りの玉で反落したと思われます。下値は0.6970〜80米ドルにサポートあり、ここを割ると再度0.6950米ドル、0.6890〜90米ドルまでの下値余地ができてきますが、シカゴポジション勘案すると、0.70以下では順次ショートは手仕舞いしてくると思われます。上値は0.71米ドル越えてくるとショートの切りがでると思われますので、0.7150〜60米ドル付近が見えてきそうです。(1NZドル=0.7028米ドル、3月24日NY終値)

N$シカゴポジション(2017年3月21日現在)

(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。

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