ダウは2万1000ドルでも円安は限定的(3月2日)

昨日はリスクイベントとして意識されていたトランプ大統領の議会演説が無事に終わり、心配されていたような過激な発言もありませんでした。

ダウは2万1000ドルでも円安は限定的(3月2日)

NYダウは2万1000ドルでも円安の勢いは限定的

昨日はリスクイベントとして意識されていたトランプ大統領の議会演説が無事に終わり、心配されていたような過激な発言もありませんでした。
ドル/円は111.60円をキープできたことで、反転上昇し、114円まで一気に伸びました。
NYダウも2万1000ドルをつける強い動きになっています。
ただし、為替相場だけを見るとドル/円は日足ではレンジ内の動きのままです。
昨日の米国のISM製造業景況指数も強い数字でしたがドル/円は114円あたりでは上値が押さえられました。
ドル/円の114円台はテクニカルで見ると色々と抵抗が多そうです。

ユーロ/ドルは、1.063を超えると1.08を再度目指す動きになるかもしれません。
中期的な流れとしては、ユーロ/ドルも下方向への動きが出そうですが短期的な反発はあり得るので、どこまで戻すかは注意して見ておきたいです。

米国の政策については、1兆ドルのインフラ投資、軍事費拡大、法人税の減税、中間層への減税などとなっていますが実現可能かどうかは疑問だという声も出ていますね。
ということで、どこかの段階で株価が崩れてくれば為替も影響を受けます。
今のところドル/円は115円あたりが大きな壁となっています。
FRBや連銀の関係者がややタカ派的な発言を繰り返していることもあり、3月利上げへの期待も高まっているので、ドル/円の売りを仕掛けている人は損切りをどのあたりに入れるかは慎重に考えたいです。
個人的には少額の1000ドル単位のような売買であれば売り上がり(計画的ナンピン)もありだと思いますが大きめのポジションの場合は、しっかり逃げ道を考えてからトレードしないと危険です。

オーダー/ポジション状況

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