オーストラリア 10月失業率の予想(21/11/10)

明朝(11日)9時30分に豪州失業率関連の指標が発表されます。

オーストラリア 10月失業率の予想(21/11/10)

オーストラリア 10月失業率の予想

明朝(11日)9時30分に豪州失業率関連の指標が発表されます。

オーストラリア 10月失業率の予想

(11月10日10時30分現在)

(1)就業者数

(1)就業者数

就業者数推移(赤い線:コロナ前高値(2月)を基準に引いた線、青の矢印は9月予想)

前回9月数値は大きなマイナス予想を一段と悪化した結果となりました。今回10月予想は+5万人で、3ヶ月連続のマイナスからやっと回復する見込みになっています。但し、レンジ下限はまだマイナス予想もありますので、予断は許さない状況です。上図を見ると、10月予想はコロナ前の2020年2月高値(赤い線12,985千人)よりやや下回る12,935千人になります。今回予想レンジ上限が出れば赤い線を越えることができます。豪州はシドニーのロックダウン解除が10月12日からですので、本格的回復は11月数値以降になりそうですが、少なくとも今回はプラスにならないと相場には影響が出そうです。

(2)失業率

(2)失業率

9月の結果は4.6%と、予想よりも改善しました。雇用状況が悪いので求職者が減ったことになります。今回10月はロックダウン解除で、求職者増加から失業率が悪化の見込みと思われます。上図を見ると、既に失業率は大きく改善しており、2018年時の最低限5%以下になっています。2012年4月に4.9%がありましたが、それよりも良くなっていますので、今回は5%を越える悪化でもない限り、サプライズにはならないと思います。

下図は豪ドル・米ドルの日足チャートです。9月下旬底値からのサポートラインA(=0.7500)を下抜けてから豪ドルは一段と弱くなりました。現在は横サポートB(=0.7320)方向の流れになっています。上値は10月29日高値からの抵抗線C(=0.7470)がポイントになっています。従いましてBとCの0.7320〜0.7470レンジ内で下限をトライ中になっています。トレンドは8月中旬のサポートラインD(=0.7230)とそこから平行に上げたE(=0.7580)で豪ドル高トレンドを形成しています。Bを切ったら、D方向トライの流れになりそうです。
今晩の米国CPIと明日の豪州失業率でBかCかをブレークするのかをみます。尚、細かいサポートと抵抗線はシカゴポジション307を御参照願います。

(2)失業率 2枚目の画像

(1豪ドル=0.7368米ドル、11月10日12時45分現在) 

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る