米6月鉱工業生産指数の予想(21/7/15)

本日は、7月NY連銀製造業景況指数などの発表45分後に、6月鉱工業生産指数と同設備稼働率が発表されます。

米6月鉱工業生産指数の予想(21/7/15)

米6月鉱工業生産指数の予想

(日本時間2021年7月15日22時15分発表予定)

本日は、7月NY連銀製造業景況指数などの発表45分後に、6月鉱工業生産指数と同設備稼働率が発表されます。

米6月鉱工業生産指数の予想

(今回予想2021年7月15日10時00分現在)

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数

(青の矢印が今日の発表値予想)
前回5月の鉱工業生産指数(IP)は予想を上回りました。IPは堅調に推移しています。上図はIPとNY連銀製造業景況指数(NY)の3ヶ月移動平均線を合わせたものです。過去のパターンはNYが上昇すると時間経過でIPが追随し、NYが下降すると時間経過でIPが下がってきます。上図〇印の様にNYが下がってこない限り、IPは少なくとも暫く堅調で推移するパターンになっています。従い、IPは改善傾向を続ける可能性が高くなっています。また、赤い線はIP=100で引いています。まだコロナ前の水準(2020年2月)を越えていません。この意味でもまだ右肩上がりを続けていくと思われます。今日NY連銀製造業景況指数が発表されますが、予想通りならオレンジの移動平均線はやや下向きになります。今後のIPに影響与えますので、改善足踏みになるかは今後数ヶ月の動向に注目したいと思います。
尚、IPは2021年5月に原数値が全面改訂されています。伸び率は変わっていませんが、図中の左側目盛りは変更されていますのでご留意願います。

以下は本日発表予定の経済指標です(NY連銀製造業景況指数を除く)。

米6月鉱工業生産指数の予想 2枚目の画像

(2021年7月15日10時00分現在の予想数値)

下図はドル円の日足チャートです。今週の消費者物価指数で添付したチャートの続きになります。年初からのドル高サポートラインA(=110円80銭)を切れ下値リスクが高くなっていますが、前回目先はドル高地合いの余韻に抵抗線Aに沿って戻る可能性ありとしましたが、結局Aを越えることが出来ず、昨日は110円割れの陰線引けになりました。今日以降は先週8日の底値B(=109円53銭)が下値ポイントになります。これを切れてくれば、C(=108円50銭)、D(=107円50銭)方向をトライする可能性が高まります。上値はA以上に回帰しないと、ドル安リスクが高いままになります。

米6月鉱工業生産指数の予想 3枚目の画像

(2021年7月15日14:30 1ドル=109円86銭)

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