オーストラリア 6月失業率の予想(21/7/15)

本日10時30分に豪州失業率関連の指標が発表されます。

オーストラリア 6月失業率の予想(21/7/15)

オーストラリア 6月失業率

本日10時30分に豪州失業率関連の指標が発表されます。

オーストラリア 6月失業率

(7月15日8時00分現在)

(1) 就業者数

前回5月数値は予想を上回る数値になりました。下図を見ると、コロナ前の2020年2月高値を今年3月以降越えており、コロナ後の右肩上がりを継続しています。米国はまだコロナ前を回復していませんが、豪州は越えており、雇用に関しては豪州が勝っている様です。

オーストラリア 6月失業率 2枚目の画像

総就業者数推移(赤い線:コロナ前高値(2月)を基準に引いた線、青の矢印は6月予想)

(2) 失業率

5月の結果は5.1%で、予想よりも大きく改善しました。6月予想は前月比横這い予想ですが、下図を見ると、2018年9月・10月の最低値5%に匹敵する位の改善度合いです。2012年4月に4.9%の底値がありましたが、こことも遜色ありません。5月時点の中銀予想(2021年6月末時)の5.25%予想をクリアすることになります。コロナ後の新規雇用数と失業率の改善は良好と言えそうです。尚、下図の青い矢印が今回の予想です。

オーストラリア 6月失業率 3枚目の画像

下図は豪ドル・米ドルの日足チャートです。現在は2月下旬以降、豪ドル安トレンドの流れにいて、ラインA(=0.7790)と、そこから平行に下したB(=0.7390)とでレンジを形成しています。
昨日はNZ中銀の金融緩和策の一部解除でNZドルが買われ、豪ドルも連れ高となり、全戻しの陽線になっています。現在は戻りがどこまであるかの模索中です。まずC(=0.7575)、こなせばD(=0.7670)方向が視野に入ります。今日の数値で戻り高トライ継続になるか、再度B方向に戻されるかを注目したいと思います。またシカゴポジションは豪ドルショートですので、戻り売りするか、ポジション調整するかも見たいと思います。

オーストラリア 6月失業率 4枚目の画像

(1豪ドル=0.7480米ドル、7月15日9時10分現在)

オーダー/ポジション状況

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