オーストラリアの第1四半期GDPの予想
(日本時間2021年6月2日10時30分発表予定)
明朝、豪州の2021年第1四半期GDPが発表されます。
(今回発表予想)6月1日12時現在
前回2020年4QのGDPは前期比・前年比共に予想を上回りました。また中銀の2月時点の4Q・GDP予想(前年比)も▼2.0%でしたので、これも上回りました。
今回の1Qは前期比では前回と比べて伸びが弱まる予想ですが、上図(1)の青の横線をみても前期比1.5%は過去と比較しても決して悪くない数値です。また(2)の前年比は僅かですが、やっと水面上に浮上しました。但し、前年比ではマイナスの予想もあるので、0%未満なら相場に影響がでそうです。
本日豪州中銀の金融政策の発表がありましたが、予想通り据え置きとなりました。内容的にも前回会合と変わりなく、発表後は約20ピップス豪ドルが売られた程度に留まりました。
昨日のシカゴポジション284内の0.7715〜0.7895の豪ドル高トレンドラインの下限はまだ守られています。また、今日はシカゴポジションの締日にも当たり、0.7700が豪ドル高の下限サポートですので、今日の終値で守られるのかも注目したいと思います。尚、もし下限を切れて終わった場合には0.7570〜0.7910の豪ドル高トレンドラインに一段落ちる可能性が高まります。
もし今日のNY終値で下限守られた場合は明日のGDPで、年率ベース伸びがマイナスとなった場合には要注意となります。
(6月1日14:00、1豪ドル=0.7742米ドル)
オーダー/ポジション状況
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