米国第4四半期GDP速報値の予想(2021/1/28)

日本時間2021年1月28日22時半に発表予定です。

米国第4四半期GDP速報値の予想(2021/1/28)

米国第4四半期GDP速報値の予想

(日本時間2021年1月28日22時半発表予定)

米国第4四半期GDP速報値の予想

(今回発表予想)1月28日9時現在

米国第4四半期GDP速報値の予想 2枚目の画像

本日、米国第4四半期GDPが発表されます。昨日のFOMCでFRBは「経済活動と雇用の回復ペースはここ数ヶ月減速」との見方に、株は売られ、債券は買われ(金利低下)、為替はリスク回避のドル買いとなりました。既に終わった数値とは言え、その4Q・GDPで経済動向結果を再確認することになります。

上図の(2)を見ると、赤い線は今回4Q(予想数値)の高値に合わせています。2019年は赤い線よりも上にありますので、前年比はマイナスになっていることが解ります。少なくとも2020年末まではコロナ前の数値を回復していないことになります。
昨年末に民主党・共和党で合意した経済対策やバイデン新大統領の1.9兆ドル(単純計算でGDP10%のプラス要因)の追加対策が合意するとGDPには好影響となりますが、コロナの問題も依然としてワクチン次第の状況を脱していないので、毎月の経済指標を積み重ねていかないと判断できない情勢です。従いまして、今回予想を下回り、レンジ下限に近い数値になると相場に影響がでてきそうです。その場合は昨日の3市場のリアクションがそのまま継続するのかを注目したいと思います。

尚、今日は欧米で以下の経済指標が発表されます。

米国第4四半期GDP速報値の予想 3枚目の画像

発表予定の経済指標

下図はユーロドルの日足チャートです。ラインAとBのユーロ高ウェッジ(交差点は1.2360)を下抜け後は調整を継続しています。上値はラインC(=1.2220)が抑え込み、下値はD(=1.2050)が支えており、ほぼ3週間CとDで横這っています。仮にDを抜けてもE(=1.2010)があり、ここは心理的サポート1.20にも該当します。
昨年3月の底値1.0636からのユーロ高が、今年1月7日から調整局面を迎えており、このまま時間調整続けるのか、値幅調整に繋げるのかの位置にいます。米株価がどの様な経緯を辿るのか今後1〜2週間である程度の方向性が出てくると思いますので、ユーロドルも株価を見ながらの推移となりそうです。

米国第4四半期GDP速報値の予想 4枚目の画像

(1月28日10:55、1ユーロ=1.2106ドル)

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