3. A$シカゴポジション(2020年11月17日現在）

A$シカゴポジション(2020年11月17日現在）

シカゴは豪ドルショートを減らしポジション調整しました。

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A$シカゴポジション(2020年11月17日現在）

シカゴポジション（CME）257

シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。

シカゴポジション（CME）257

主要通貨ポジション（単位：枚）(2020年11月17日現在の数値)


ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、＋数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位（１枚当たり）：豪ドル/米ドル＝100,000豪ドル、NZドル/米ドル＝100,000NZドル

シカゴは全体的にポジション調整してきました。まだ1方向の動きに自信を持てていないと思われます。その中で、NZドルはコンスタントにロングを積み上げています。

シカゴは豪ドルショートを減らしポジション調整しました。ネットでショートを2,700枚減少し、残高6,000枚になりました。内訳はロング500枚減、ショート3,200枚減で、総枚数を減らしての調整ですので、相場の方向感を失っているようです。既に6月中旬からポジションをスクエア近くで5ヶ月以上も経過しているにも関わらず方向感ない状況です。チャートを見ると、小幅ながらも終値ベースで豪ドル高になっており、シカゴは損切となった様です。今週はラインの引き直しをし、現在は黒の豪ドル高上昇ウェッジである0.7140〜0.7480レンジにいます。この間の赤い横線が9月1日高値の0.7372（終値ベース）にあり、目先のダブルトップ狙いになっています。

さて実際の相場では、9月1日高値0.7414狙いとなっていますが、日足ではここ2週間、上値0.7340で3回止められており、中々0.7410までのトライになりません。残り70ピップス強ですが、現在が天井圏なのか一段高狙い入るのか分岐点にきています。0.7420越えで終わると豪ドルは新たな上値を目指す流れに入りそうです。逆に0.7250のサポートを切ってくると、下押し先行となりそうで、その際は0.7220、0.7200、0.7150にある各サポートを試す流れに入りそうです。シカゴは豪ドルショートをキープしていくのか、損切するかのポイントに近づいていると思います。

シカゴポジション（CME）257 2枚目の画像

（1豪ドル＝0.7315米ドル、11月24日13:10）

オーダー/ポジション状況

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