ドル円テクニカル (9月17日アップデート)
円高が進んでいます。当初はユーロドルでのユーロ買いドル売りの動きに遅れてのドル円でのドル売りという感じでしたが、ここにきてユーロが対ドルだけでなく対円でも下落、更に昨夜のFOMCに向けて追加緩和発言の期待もあったことからドル円でのドル売り・円買いが目立つこととなりました。
テクニカルにも直近安値の105.20、8月安値の105.10と次々と抜け、あっさりと105円を割り込むとFOMC直後には104.80レベルの安値をつけました。本日は若干買い戻しも出ていましたが改めてドル売り・円買いの動きとなり104.69レベルまで水準を切り下げています。
週報の前にドル円のテクニカルを見ておきたいと思います。
6月高値109.85からの動きを見ると7月安値104.19までの下げに対して半値戻し107.02で止められましたが、これら3点から逆N波動のフィボナッチエクスパンションを考えると50%エクスパンションが104.22とほぼ7月安値と重なっています。今週の下値のターゲットとしてはこの104円台前半を考えておく必要がありますが、早ければ17日中にもトライする可能性があります。
そして、その下は61.8%エクスパンションの103円台半ば、ここまではすぐにはいかないとは思うものの東京が4連休となる中で円一段高の動きには注意しておきたいものです。
オーダー/ポジション状況
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