ユーロドル ユーロ売り地合い弱まり堅調推移(9/14夕)

週明けの東京市場でユーロドルはじり高推移。

ユーロドル ユーロ売り地合い弱まり堅調推移(9/14夕)

ユーロドル ユーロ売り地合い弱まり堅調推移

〇ユーロドル週明け堅調推移、夕刻1.18台後半を回復
〇英国のEU離脱問題は影落とすも、先週よりは上ユーロの値の重さ払しょくされた印象
〇今週はFOMC待ちなるもジャクソンホールでの軌道修正直後でサプライズは少ないか
〇テクニカルにもユーロ安地合いが薄まり、底堅い形に
〇株価、米長期金利にらみながら比較的落ち着いた展開か

週明けの東京市場でユーロドルはじり高推移。朝方は前週末からやや値を下げて、1.1836レベルで寄り付いたもののその後は徐々に下値を切り上げる展開となり、夕刻欧州勢参入後は一段高。
東京時間17:30現在は1.1860-65レベルの取引です。
先週はECB理事会と英国のEU離脱協定一部破棄の問題に振り回された感のあったユーロドルですが、ECBメンバーのユーロ高懸念は結局思ったほどのものではないということが判明して、やや底堅い動きとなっている模様です。
英国のジョンソン首相の突飛な行動は予測がつかず、EU離脱問題は予期せぬ暗礁に乗り上げつつあり、ポンド安を通じてユーロの頭を重くしていますが、先週よりは上値の重さが払しょくされた印象です。
アジア時間の米株先物がアジア株高につられ反発傾向であること、米長期金利が低下傾向であることもドル売りを通じてユーロドルをサポートしています。

今週はFOMCが開催され、17日未明の結果発表まではまた様子見が強まりそうです。ただ、ジャクソンホールでのインフレ目標変更後のステートメントの内容等は注目されるものの、主要な軌道修正がなされた直後で大きなサプライズは無さそうです。

テクニカルにはユーロドルはECB理事会以降下値を切り上げる動き。5月来のサポートラインも9/9に一度割りかけてからは守られており、本日1.1847レベルで横ばい中の21日線も回復するなど、ユーロ売り地合いはかなり払しょくされています。

序盤の欧州株価指数先物はおおむね堅調推移。今晩この後重要な経済指標の発表等は予定されていません。

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