ユーロドル 東京時間続落後に反発
〇ユーロドル昨晩リスクオフで1.13割れ、東京時間に1.1255まで続落するも夕刻反発
〇日中は米株先物の軟化につれての下落、欧州勢参入後の反発は仏指標改善、米長期金利低下によるものか
〇テクニカルには21日線付近で下げ止まっての反発で底固め
〇今晩も株価をにらんで1.13台の攻防か
10日の東京市場でユーロドルは続落。昨晩株式市場を中心にリスク選好が後退したことからユーロドルは海外市場で1.13台に反落。東京市場でもその流れが続き、一時1.1255まで下値を広げましたが、夕刻発表されたフランスの5月の鉱工業生産が予想を上回ったこと、米長期金利が低下していることなどから欧州勢参入後に反発、一時1.1255の安値を付けた後東京時間19:00現在は1.1290レベルで取引されています。
全般的に材料難で各市場の連携が崩れがちな状況の中、本日夕刻は米株先物が下落する中で、欧州株価指数先物がほぼ全域で上昇していることもユーロを支えている形です。
テクニカルには本日日中の下げでユーロドルは一時21日移動平均線(本日1.1259レベル)割れまで下落したものの反発、底堅さを確認した形です。
本日この後は21:30に米6月生産者物価指数の発表があります。
新たな材料が出てこないうちはユーロドルは1.13台をめぐる攻防が継続しそうです。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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