ユーロドル1.12台半ばへ小高い
〇ユーロドルは昨晩1.1207まで下落後1.12台半ばで堅調推移
〇米株先物等株価につれた動き主体
〇市場は好悪材料入り乱れ市場は方向感探り
〇ユーロドルは今日明日開催の欧州理事会の動向も要注視
18日の東京市場でユーロドルは1.12台で堅調推移。終日1.12台でのもみ合いとなり午前中一時1.1225まで弱含む局面もありましたが、その後は総じて堅調に推移。午後に米株先物が反発に転じたことで東京時間に1.1261の高値をつけ、欧州勢参入後も底堅く東京時間19:00現在は1.1250近辺で取引されています。
昨晩海外市場では米住宅関連指標の不冴えや、米国や中国での感染第二波の観測から株式市場を中心にリスク回避の動きが広がり、ドル買い優勢となりました。ユーロドルは昨晩1.1207まで下値を広げましたが、その後は米長期金利の低下でのドル売りも出てやや値を戻し東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルに大きな動きはありませんが、上昇中の21日移動平均線が1.1177付近を上昇中、下落局面でのサポートとなりそうです。
市場では好悪材料が交錯しており、各市場とも方向探りの様相、ユーロドルについても、株価動向、米国経済指標、欧州の景気刺激策等要因が多く先行きが読みにくい状況です。
本日明日と欧州理事会が開催される中、復興基金関連の新たな展開がみられるかが一つ注目ポイントとなりそうです。
序盤の欧州主要株価指数は軟調推移。今晩この後は20:00に英中銀政策発表、21:30に米フィラデルフィア連銀景況指数、および新規失業保険申請件数、23:00に景気先行指数の発表があります。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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