ユーロドル反落 1.09を一時割り込む(5/22夕)

22日の東京市場でユーロドルは軟調推移。

ユーロドル反落 1.09を一時割り込む(5/22夕)

ユーロドル反落 1.09を一時割り込む

〇ユーロドルは1.09台半ばから一方向で下落、一時1.09割れ
〇昨晩1.10に乗せた後に急反落
〇香港国家安全法をめぐっての米中対立激化が重石に
〇テクニカルには200日線を前に急落ユーロ高地合いが後退、1.0870レベルまでの下値余地広がる
〇今晩は材料難だが全人代関連報道は注意

22日の東京市場でユーロドルは軟調推移。朝方の1.0950レベルから日中徐々に値を下げ、夕刻1.0894の安値をつけた後、東京時間18:30現在は1.0900-05レベルの取引です。
昨晩海外時間でも、夜半まではユーロ買いが続き、一時1.10を上抜けて1.1008の高値をつけました。しかし、その後は中国の全人代での香港国家安全法導入の動きが報じられ米中対立激化が必至とみられたことからリスクセンチメントが悪化。円以外の主要通貨に対してドルが買われる動きとなりユーロドルも急落1.09台半ばでアジア時間を迎えました。

テクニカルにはユーロドルは昨晩1.1015にあった200日移動平均線に迫ったものの、到達できずに反落。本日は1.0946レベルの90日移動平均線も下抜け、更に一目均衡表の「雲」も下抜ける動きとなっています。目先1.0891の転換線が弱いサポートですが、基準線、21日移動平均線のある1.0870レベルまでは下値余地がありそうです。

序盤の欧州主要株価指数はおおむね軟調に推移。今晩この後海外時間に重要な経済指標の発表等は予定されていません。
本日始まった全人代は通常2週間開催されますが、今回は詳細が伝えられておらず、一部ビデオ会議が用いられ、開催期間は短縮される見込みです。香港の国家安全法問題や経済成長目標を設定しない決定等ネガティブな材料も出ていますが、ここで決まる財政出動がコロナによる世界的景気後退脱却の鍵となる可能性も否定できず、関連報道は要注目です。

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ユーロドル日足

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