ユーロドル 日中横ばい後に下値拡大下げ基調鮮明に
7日の東京市場でユーロドルは横ばい後に安値更新。17時過ぎに年初来安値となる1.0964をつけ東京時間17:30現在は1.0969レベルで取引されています。
昨晩の海外市場では合意無き離脱リスクへの警戒感が高まる英ポンドが下落、ユーロもつれ安したことや、米経済指標の好調や中国が追加関税引き下げ報道に米長期金利が上昇したことにより、ユーロドルは当面のターゲットと目されていた昨年11/29安値1.0981を下抜けて一時1.0965の安値をつけました。
本日の安値1.0964はわずかながら昨晩の安値を更新。昨年10月以来約四か月ぶりの水準です。
テクニカルにはユーロドルは昨年の安値1.0879を起点とした昨年末1.1239までの上昇の76.4%戻し(1.0964)で一旦止まった形となっていますが、あまり強いサポートとは考えられず、リスクは引き続き下方向です。
今晩発表される雇用統計が強いものであった場合などには、1月末の反発でやや変形したものの12月からのヘッドアンドショルダーのターゲット1.0911や昨年の安値1.0879等を意識する動きになるものと思われます。
序盤の欧州株価指数先物はまちまち。今晩米雇用統計の発表は22:30からです。
ユーロドル日足
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