ユーロドル 横ばい後新薬開発報道で下値を広げる(2/5夕)

5日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。

ユーロドル 横ばい後新薬開発報道で下値を広げる(2/5夕)

ユーロドル 横ばい後新薬開発報道で下値を広げる

5日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。日中は1.1034-46と狭いレンジでの取引が続きましたが、夕刻、新型コロナウィルスのワクチン開発の進展に関する報道が流れると米長期金利が急上昇。ドル買いによりユーロドルも下落して、一時1.1022の安値をつけた後、東京時間19:00現在は1.1026レベルでの取引です。

夕刻、英、スカイニュースは英国のコロナウィルスのワクチンを研究するチームが重大なブレークスルーを達成、数か月でワクチンを開発できる可能性があると報じています。また、中国のテレビが中国の大学で新型が開発されたと報道したとの未確認情報も流れている模様。これらのニュースを受けドル円、株価先物、債券などの市場が17時過ぎにまず反応、ドル円は一時109.72まで、米10年もの国債利回りは1.57%台から1.63%台に急上昇しました。ユーロドルの反応はワンテンポ遅れましたが、18時以降に下げ幅を拡大しています。

テクニカルにはユーロドルは昨晩米指標の改善などで1.1050近辺にあった転換線の弱いサポートを割り込み、再び1.10を試す動きです。ユーロの弱い地合いは継続、ここから下はあまりサポートらしいサポートも見当たりません。
序盤の欧州株価指数先物は米株価指数先物の上昇を受けほぼ全面高。
今晩この後米国では22:15にADP雇用統計、22:30に貿易収支、23:45サービス業PMI、24:00にISM非製造業指数、24:30に週間原油在庫統計の発表があります。

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ユーロドル日足

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