トルコリラ円ショートコメント(2016年5月30日)

24日(火)の上限金利引き下げと副首相再任が思いのほか好材料視され、これまでの悪材料があく抜けしたといった動きと言えそうです。

トルコリラ円ショートコメント(2016年5月30日)

トルコリラ円ショートコメント

まず先週の振り返りですが、「36.35レベルをサポートに、37.15レベルをレジスタンスとする流れ」と予想を立て、実際のレンジは安値が36.31レベル、高値が37.60レベルとなり、大きくトルコリラ高に振れる展開となりました。

24日(火)の上限金利引き下げと副首相再任が思いのほか好材料視され、これまでの悪材料があく抜けしたといった動きと言えそうです。

トルコリラ円も今週は日足チャートを見てみましょう。

              トルコ円日足

              トルコ円日足

ランド円とはかなり形状が異なりますが、先週の高値37.60は4月28日高値(39.57)と5月4日安値(35.75)との半値にあたる37.66とほぼ一致し、かつ同水準は5月3日にした抜けするまで何度も試した強いサポートライン(ピンクのライン)と一致していることがわかります。

現在はドル円の円安の動きも手伝ってトルコリラは強含みの展開となっていますが、先週のトルコリラ要因で上昇した高値を抜けるには至っていません。引き続き同水準は強いレジスタンスとしてワークしやすいと考えています。

今週は、先週のトルコリラ円のレンジの上半分を中心とした展開を考え、37.00レベルをサポートに、737.60レベルをレジスタンスとする流れを見ておこうと思います。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る