ユーロドル1.10台前半で小動き PMI改定値改善には反応薄(12/2夕)

2日の東京市場でユーロドルは1.10台前半での小動き。

ユーロドル1.10台前半で小動き PMI改定値改善には反応薄(12/2夕)

ユーロドル1.10台前半で小動き PMI改定値改善には反応薄

2日の東京市場でユーロドルは1.10台前半での小動き。前週末海外時間には、感謝祭期間中の薄いマーケットでFIXING前後に1.10を挟んでの乱高下があり、上下ともに先週のレンジを拡大。最後はやや反発して終了しています。本日東京市場はその流れを受けて1.1025近辺で取引が始まりましたが、日中は小動きながらじりじりと値を下げる展開。夕刻11月の欧州圏のPMI改定値は仏独ユーロ圏ともに速報比改善しましたがユーロは無反応に終わり、東京時間19:00現在は1.1010-15レベルでの取引です。

このところ動意のなさが目につくユーロドルですが、これから12月中旬までは重要指標、イベントが続くことから「嵐の前の静けさ」ととらえられないこともありません。このまま米経済の好調を裏付ける内容のイベントが続くと想定すればユーロドルはやはり下方向のリスクが高そうです。

テクニカルにはユーロドルは週末の反発も1.1029で年内平行線の一目均衡表の「雲」の下限に頭を抑えられた形。昨日高値1.1028、本日ここまで高値1.1027とかなりきれいに止まっています。今晩の動きの中では上は「雲」の下限、下は先週末安値1.0981のどちらかを越えていけるかに注目です。

序盤の欧州株価指数先物はアジア株の堅調にほぼ全面高。今晩この後は23:00にラガルドECB総裁議会証言、23:45に米11月製造業PMI改定値、24:00には米11月ISM製造業景況指数と10月建設支出の発表があります。

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