ユーロドル下値拡大後 独リセッション回避で反発(11/14夕)

14日の東京市場でユーロドルは下落後夕刻急反発。

ユーロドル下値拡大後 独リセッション回避で反発(11/14夕)

ユーロドル下値拡大後 独リセッション回避で反発

14日の東京市場でユーロドルは下落後夕刻急反発。昨晩のユーロは米欧貿易摩擦懸念やECBの追加緩和観測を背景に上値が重く、狭いレンジながらもじり安となり、久々に1.10を割り込む局面もありました。
本日東京序盤にはユーロドルは1.10台を回復していたものの、その後日中は再び上値の重さが意識され、午後には再び1.10を割り込み安値1.0994をつけました。
しかし、16:00に発表されたドイツの第3四半期GDPが予想に反し前期比プラス(+0.1%、年率+1.0%)と前期比割れを免れ、2四半期連続の前期比マイナスという欧米のリセッションの定義を回避したことで急反発、一時1.1016の高値をつけた後東京時間18:30現在は1.1000丁度付近での取引です。

テクニカルにはユーロドルは一目均衡表の「雲」の中を下降中。本日の安値1.0994は10/1の年初来安値1.0879から10/21高値1.1179までの上昇の61.8%戻しと完全に一致しています。一目均衡表の「雲」の下限が1.0975また、10月から11月にかけて形成されたダブルトップの目標値が1.0970あたりとこの下には比較的強いサポートも控えており、そろそろ下げ止まってもおかしくないレベルではありますが、そのレベルを下抜けると下げが加速する可能性もあり注意が必要です。

序盤の欧州株価指数先物は、昨晩米株は下げ止まったものの、本日のアジア株式市場は冴えない動きとなったことで様子見。
今晩この後は19:00に欧州圏の3QGDP、22:30には米10月生産者物価指数、新規失業保険申請件数の発表があります。また、本日も24:00にパウエルFRB議長が下院で議会証言を行う予定です。

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ユーロドル日足

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