ユーロドル欧州序盤に小反発(9/10夕)

10日の東京市場でユーロドルは概ね横ばい推移。

ユーロドル欧州序盤に小反発(9/10夕)

ユーロドル欧州序盤に小反発

10日の東京市場でユーロドルは概ね横ばい推移。日中は1.1040-50中心の狭い値幅での取引に終始しましたが、欧州序盤に一時1.1060まで急伸。ただ、前日高値の1.1068には届かず失速し東京時間17:00現在は1.1043レベルでの取引です。

東京時間の午前に1.65%台をつけた米10年もの国債利回りが夕刻一時1.62%割れの水準まで低下しており、これがドル売りにつながった模様ですが、短時間で終息しています。
本日日中にボリス・ジョンソン英首相が議会に提出した二度目の解散、総選挙の提案が否決されたこともアジア時間のユーロを下支えしています。

テクニカルにはユーロドルは5日の1.1085までで一旦上げを終了し、21日移動平均線に沿って上値を切り下げてきているところです。21日移動平均線は本日1.1068レベル、一方下方向は転換線が1.1010レベルで緩いサポートになっています。12日にECB理事会とドラギ総裁記者会見を控えて次第にユーロドルも動きが鈍りつつあり、本日はこの後重要な経済指標の発表等もないことから上記のレジスタンス、サポートを意識しながらの小動きが継続しそうです。

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