ユーロドル上げ一服で小動き(9/9夕)

9日の東京市場でユーロドルは小動き。

ユーロドル上げ一服で小動き(9/9夕)

ユーロドル上げ一服で小動き

9日の東京市場でユーロドルは小動き。午前中には一時1.1016の安値をつけましたが、1.10台前半の狭いレンジでの取引が続き、夕刻にかけてはユーロがじり高となり、東京時間17:30現在は1.1035レベルでの取引です。

先週末海外時間に注目を集めたのは米雇用統計でしたが、結果が予想を下回る内容であったもののユーロ買いの動きは限られ、終盤にかけては逆にユーロを売り戻す勢いが強まりました。

今週はECB理事会を木曜に控えており、同理事会での金融緩和パッケージの導入等市場に様々な憶測が飛び交う中で、今週のユーロ相場の基調を形成することとなりそうです。
一方EU離脱延期法案が可決、本日にもエリザベス女王の署名で成立しそうな英国ですが、EU側、特にフランスは英国が新たに解決策を提示しない現状では、離脱延期に応じるつもりはないとの姿勢を示しており、英国内の法案成立で10/31の合意なき離脱の可能性が本当に少なくなるのかはやや疑問です。

テクニカルにもユーロドルは8/26(1.1164)から9/3(1.0926)にかけての下落の61.8%戻しを達成し、21日移動平均線に上値を阻まれて反落しており、まぁいいところまで戻した感じ。ここから先すぐにユーロ買いが加速する感じは無く、むしろ売り材料が出た場合に下落しやすいのではないかと思います。

序盤の欧州株価指数先物はまちまち。今晩この後海外時間に重要な経済指標の発表などは予定されていません。

ユーロドル上げ一服で小動き

ユーロドル日足

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