ユーロドル 市場沈静化と休暇シーズン入りで横ばい推移
8日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。前日の東京時間のレンジとほとんど同じ1.1197-1.1220レンジで取引された後、東京時間19:00現在は1.1210-15レベルでの取引です。
特段大きく情勢が変化したわけではないのですが、株価のスパイラル安に一旦歯止めがかかり、本日アジアの主要株式市場で株価指数は反発しています。
売り疲れから市場が落ち着きを取り戻しつつあるのか、夏季休暇シーズン入りで市場参加者自体が減少しているのか、あるいはその両方なのかもしれません。
夕刻に公表されたECBの経済報告では前回ECB理事会での声明文をほぼ踏襲し、貿易摩擦の拡大による19年第2四半期および第3四半期のユーロ圏の製造業の業況見通しに懸念を示し、長期の高度に金融緩和的なスタンス継続が謳われています。
テクニカルにもほぼ変化なく、前日同様ユーロドルは90日移動平均線と21日移動平均線に挟まれて推移しています。
序盤の欧州株価指数先物は株式市場の全体的な買戻しの流れの中でほぼ全面高。
今晩この後21:30に米新規失業保険申請件数、23:00に米6月卸売在庫の発表があります。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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