ユーロドル下げ幅拡大 ECB緩和観測強まり、英党首選結果待ち(7/23夕)

23日の東京市場でユーロドルは軟調推移。

ユーロドル下げ幅拡大 ECB緩和観測強まり、英党首選結果待ち(7/23夕)

ユーロドル下げ幅拡大 ECB緩和観測強まり、英党首選結果待ち

23日の東京市場でユーロドルは軟調推移。東京時間午前に節目とみられていた1.1200を割り込んだ後も下げ幅を拡大。夕刻欧州勢参入後は一旦反発する場面もありましたが、その後再度ユーロ売りが強まり、一時6/18安値1.1181に並んだ後、東京時間18:00現在は1.1182レベルでの取引です。

市場では本日東京時間20:00頃に発表される次期英国保守党党首選に注目が集まっていますが、ほぼボリスジョンソン前外相で決まりと思われ、逆に発表後の動きは予想しにくいものとなっています。

昨日あたりからユーロドルに関しては今週木曜開催予定のECB理事会での緩和的スタンスの強調が俄かに為替相場に織り込まれつつあり、ユーロの頭を重くしています。

テクニカルには、先週後半のNY連銀ウィリアムズ理事の講演内容に上下に振り回されて完成できなかったヘッドアンドショルダーが、本日の下落で、かなり形は崩れてしまったものの一応当初ネックラインと考えられていた水準1.1199を割り込んできています。
このネックラインの水準が7月以降ユーロの足掛かりとなってきた1.1200とほぼ一致していること、更に6/18安値1.1181と同値を付けたことで、かなりユーロ下落の可能性が高い形となってきています。
もっとも、昨年から今年にかけて、ユーロドルのヘッドアンドショルダーには再三ダマされてきたこともあり、やや眉唾っぽくあることも否定できません。

とはいえ、当面のサポートレンジとみられてきた1.1180-1.1200を割り込みつつあることは事実であり、1.1180割れが示現した場合には、年初来安値1.1107を意識する動きとなりそうです。
序盤の欧州株価指数先物は米国、アジアの株高を受けほぼ全面高。今晩この後は23:00に米消費者信頼感指数、中古住宅販売件数の発表があります。

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