豪中銀インフレ見通し下方修正でA$売り
オーストラリアの中央銀行である準備銀行(RBA)は本日発表した金融政策の四半期報告で、2016年のコアインフレ率の見通しを1-2%とし、2月時点の予想でありかつ同中銀のターゲットである2-3%から引き下げました。これを受けてA$は大幅に下落、対円では事前の80円を大幅に割り込む78円台後半で推移、対ドルは0.7375レベルといずれも下落しています。
豪ドルは4月27日のCPIの予想外の低下、5月3日の中銀の予想外の利下げ、そして今回のわずか3ヵ月でのCPI見通し大幅引き下げとこのところサプライズ続きで、先月26日には対円で86円近辺の水準にあったものが現状78円台と約6円もの下落を見ています。
一方で豪州の株価は堅調に推移しており、この間の日本とは対照的な動きとなっています。
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