オーストラリア 5月小売売上高結果
2019年に入ってから、移動平均線は2018年よりも一段と下げ基調が強まっている流れになっています。
四半期毎の推移は、2018年3Q平均は+0.2%、4Q平均は+0.1%、2019年1Qは+0.4%、第2四半期は2ヶ月平均で0.0%となり、大きく落ち込んでいます。
主なセクター別内容は(前月比ベース)上記となっています。
6業種分類で半分が前月比プラスとなり、半分がマイナスでした。
豪州統計局作成の小売売上高の実数チャートで、4月(上)と5月(下)を比較しています。
季節調整済数値(灰色)が遂にトレンドライン(黒)より下回っています。(○印)。
豪ドル対米ドル相場は発表前0.7030〜35米ドルでしたが、発表後は0.7040〜45米ドルまで10ピップス程度上昇しました。内容は予想を下回る数値でしたが、豪ドルが買われています。相場は短期的に豪ドルの上値トライの流れにいるとしましたが、昨日の段階で0.70米ドルの抵抗線を越えたので、次の0.7030〜40米ドル抵抗線で揉み合っています。ここを越えれば、0.7060米ドルにも軽い抵抗線がありますが、いよいよ0.6835〜0.7090米ドルレンジの豪ドル安トレンドライン上限までの上値余地が広がります。逆に0.70米ドルを割っていくと、目先の豪ドル高トライは一度終了します。
(2019年7月4日11:25、1豪ドル=0.7039米ドル)
オーダー/ポジション状況
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