オーストラリア 5月小売売上高予想
(7月3日13時00分現在)
(発表7月4日、日本時間10時30分予定)
明朝10時30分に豪州の5月小売売上高が発表されます。
4月は予想+0.2%に対し結果は▼0.1%となり、第2四半期最初の数値としてはかなり悪くなりました。
豪州中銀も2019年1QのGDPが年率1.8%と非常に低かったことをコメントしていますが、GDPの6割占める消費が悪かったので、5月・6月にかなり回復しないと、少なくとも2Q・GDPの前期比伸び率は低調になります。
今回5月は+0.2%予想であまり芳しくないですが、エコノミストの中には+0.8%予想もあるので、振れる要素はありそうです。
小売売上高
(2019年4月迄、青:前月比伸び、オレンジ:6ヶ月移動平均、赤:ゼロ、黒い線より右は2019年5月予想値を加味)青の○印は各年5月の数値です。
2019年の移動平均線は緩やかではありますが、まだ下降トレンドを継続しています。また、過去の5月数値も低調気味で、これだけ見ると、期待が薄くなります。
今日発表の5月貿易収支は予想を上回る数値になりましたが、相場はあまり反応せず僅か15ピップス程度の豪ドル買い(対米ドル)になっています。
豪ドル米ドルの相場は月曜日のシカゴポジション185と全く状況は変わっていません。
トレンドラインは0.6835〜0.7090米ドルレンジの豪ドル安で、このレンジ内の0.7000、0.7030〜40米ドルの抵抗線が強くなっています。下値は月曜日に0.6940〜50米ドルのサポートに守られて、短期的にはまだ豪ドル安下で上値をトライできる態勢にいます。現在はこの0.6950〜0.7000米ドルの狭いレンジで揉み合っている状態が続いています。(2019年7月3日14:00、1豪ドル=0.6996米ドル)
オーダー/ポジション状況
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