円、日本株日中は横ばい推移(2016年5月2日)

連休の谷間の東京市場で日経平均株価は16,147円と前週末比518円安約三週間ぶりの安値で終了しました。

円、日本株日中は横ばい推移(2016年5月2日)

円、日本株日中は横ばい推移

連休の谷間の東京市場で日経平均株価は16,147円と前週末比518円安約三週間ぶりの安値で終了しました。28日金曜日が東京休場だった間にドル円が106円台前半まで下落、それに水準を合わせた形での下落でした。しかし、ドル円は朝方こそ106.14の安値を一旦つけに行ったものの、そこからは下押しせず、ドルじり高と言える展開でした。日経平均株価のほうも一時は15,975円まで下落したのち、徐々に回復。日中に関して言えば高値圏での引けとなっています。

懸念された株安、円高のスパイラルが一応東京では回避された形となりました。もともと日銀追加緩和への一部の期待が大きすぎたものが剥落しただけであり、反応としては妥当なものなのではないかと思います。
ただ、明日から再び東京が三連休に入る中、さらなる円高を見る向きもまだ多いことから、この三日間の為替相場次第では、金曜はまた違った風景となる恐れも否めないところです。
一方で週末には米雇用統計も控えており、市場の薄さを狙った投機の仕掛けをのぞけば、ここは市場参加者も少なく様子見が順当な局面でもあるはずです。

本日本邦で大きな指標の発表はありませんでした。
序盤の欧州市場で株価は上昇して始まっています。
今晩米国では23:00にISM製造業景況指数、建設支出などの指標の発表があります。

テクニカル的に下攻めを見る動きもありますが、108円より下は米景気の先行き不安でドル売りとなった部分もありますので、雇用統計前に米経済指標が改善するようであればドル円も108円近辺までの戻りがあっても不思議ではない状況と考えます。

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