ユーロドル材料難、米中貿易協議不調の余波は限定的(5/13夕)

週明けの東京市場でユーロドルは1.12台前半での横這い推移。

ユーロドル材料難、米中貿易協議不調の余波は限定的(5/13夕)

ユーロドル材料難、米中貿易協議不調の余波は限定的

週明けの東京市場でユーロドルは1.12台前半での横這い推移。米中貿易協議が不調に終わり、米国による追加関税が発動され、これに中国も報復関税実施の意志を示して反発、米側は更に本日にも関税対象品の拡大も発表すると伝わるなど状況はドル沼化していますが、米中が互いに相手方を非難しながらも協議継続の意志を示していることから、為替市場は大きな動きとはなっていません。とりわけユーロドルは米中協議に関連しては直接的な売り買いは発生しにくく、先週末の取引レンジ内での小動きが続いています。

一方株式市場では、米中貿易問題の長期化による世界経済への先行き懸念から、主要国の株価指数が連日下げる展開となっています。これが偶々ビットコインの上昇局面と重なったことで、通常は「危険避難資産」として必ずしも機能しない仮想通貨に、一部の資金がシフトした模様であり、仮想通貨が急騰しています。
先週末に対円で70万円の手前あたりまで値を戻していたビットコインは、週末の流動性の薄さも手伝い、取引所により最高値は異なるものの日曜に82-88万円台の高値をつけ、月曜夕刻は77万円台で取引されています。

テクニカルにはユーロドルは引き続き安値圏での横這い推移。本日1.1215レベルの21日移動平均線に支えられながらも上値も重く、レンジ取引が継続しています。
序盤の欧州株価指数先物は軟調推移、本日この後海外時間に大きな経済イベントは予定されていません。

ユーロドル材料難、米中貿易協議不調の余波は限定的

ユーロドル日足

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