ユーロドル レンジ下限エリアを離脱して21日線に接近(4/9夕)

9日の東京市場でユーロドルはじり高推移。

ユーロドル レンジ下限エリアを離脱して21日線に接近(4/9夕)

ユーロドル レンジ下限エリアを離脱して21日線に接近

9日の東京市場でユーロドルはじり高推移。
昨日の海外市場では特段の材料も無い中で、10日のEU首脳会議、ECB理事会等のイベントを前にユーロ売りポジションに調整が入りユーロドルは1.12台後半を回復しました。その後1.1260近辺でオープンした東京市場では日中横ばい推移が続きましたが、夕刻欧州勢参入後にやや上値を伸ばし1.1281の高値をつけた後東京時間6:30現在は1.1270-75レベルでの取引です。

本日英国のメイ首相はEU離脱問題に関し仏独首脳とそれぞれ会談予定ですが、特に、方向性の定まらない英国への苛立ちを隠さない仏マクロン大統領の対応が気になるところです。
一方で10日のEU首脳会談では英国に離脱期日を最長1年でいつでも期間短縮可能な「フレクステンション(flextention)」の形で認める議論がなされるとの報道もあり、やや譲歩しすぎの感もありますが、これ以上何度も英国の都合で離脱延期を認めるよりは現実的との見方がユーロの下値を支えています。

テクニカルにはユーロドルは中期膠着レンジの下限エリアから9営業日ぶりに浮上、本日1.1281レベルの21日移動平均線に一旦頭を抑えられた形となっています。同レベルは3/20高値1.1448から1.1184までの下落の38.2%戻し(1.1285)とも近く、この水準を部けると同半値戻しの1.1316が見えてきますが、イベント前でもありややこの水準は重そうです。

序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面高、本日この後主要国に大きな経済イベントはありませんが、22:00に年2回更新されるIMFの世界経済見通しが公表されます。

ユーロドル レンジ下限エリアを離脱して21日線に接近

ユーロドル日足

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