南ア、イランと経済関係強化へ
三日間の予定でイランを訪れている南アフリカ共和国のズマ大統領は両国間にwin-winの貿易関係を築くことをコミットしました。
核開発問題でイランが経済制裁を受けていたことは、それ以前には同国から最も原油を輸入していた南アフリカ共和国の経済にとってもネガティブな影響をもたらしていました。
今回、両国は金融、貿易やエネルギー、農業に関するもの等8つものMOU(Memorandum of Understanding)を締結し、経済協力関係を強化する意向を示しました。
ズマ大統領は自国の産業と金融システムの先進性と単に南アフリカだけでなくアフリカ全体への投資プラットフォームとしての位置づけを強調、イランからの原油輸入が外国企業への依存度を弱めるばかりではなく、他の産品の貿易や南アフリカを通じての投資効果にも期待を寄せている模様です。
資源国とみなされている南アフリカも原油に関しては輸入国、経済制裁後産油国のひとつの核に復帰する同国と、欧米各国に遅れをとらず経済協力協定を結ぶことにより国際競争上優位に立ちたい考えです・
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