日銀会合前に円安・株高一服(2016年4月25日)

週明けの東京市場では前週の日銀追加緩和報道によるやや過剰反応気味の円安、株高に調整が入った形となりました。

日銀会合前に円安・株高一服(2016年4月25日)

日銀会合前に円安・株高一服

週明けの東京市場では前週の日銀追加緩和報道によるやや過剰反応気味の円安、株高に調整が入った形となりました。
朝方東京市場オープン前には111円台後半で取引されていたドル円相場は昼前には111.05と111円割れをうかがう水準にまで低下、日経平均株価も利食い売りに押された形で17,500円割れの水準まで低下して横ばい推移となりました。日経平均株価の終値は133円安の17,439円。5営業振りの値下がりとなりました。

先週末はブルームバーグの「日銀:金融機関への貸し出しにもマイナス金利を検討−関係者」のヘッドラインの記事に意外なくらい市場が引っ張られた感がありましたが、内容の信憑性や表現の意味するところにやや懐疑的な見方が広がっていることもあり、市場が緩和を織り込みすぎているのではないかとの見方が出てきていることも背景にあるようです。
本日本邦に重要指標の発表等はありませんでした。

また東京市場終了後にはイランの石油輸出が5月末までに制裁前の水準に達する見込みであるとの報道が流れています。ただ、日中一時43ドル割れまで下落した原油先物は43ドル台前半で比較的安定的に推移しています。
今晩は米国で3月の新築住宅販売件数の発表があります。今週は26日27日にFOMC、27日28日に日銀政策決定会合を控え、市場はそれまでは様子見気分の強い相場が続くことになりそうです。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る