ユーロドル 材料難で小動き(2/22夕)

22日の東京市場でユーロドルは小動きに終始。

ユーロドル 材料難で小動き(2/22夕)

ユーロドル 材料難で小動き

22日の東京市場でユーロドルは小動きに終始。東京時間15:00までの値動きは1.1332-42のわずか10pipsと完全に膠着状態でした。欧州勢参入後はやや上値を伸ばしたものの動きは限られ、東京時間17:00現在は1.1345レベルでの取引です

昨晩発表された1月のECB理事会議事要旨は直近の経済データの悪化に驚きが表現されており、ドラギ総裁が当日の会見で大きく景気見通しを下方修正する発言に至る過程のわかる内容でしたが、特段の新味は無くユーロ相場への影響は限定的でした。
昨晩はまた、発表された多くの米指標が事前予想より悪い結果となり、米景況感の悪化が今年に入っても継続していることを疑わせる内容でした。しかし、米株はこれに反応して値を下げましたが、為替市場はこれにも反応薄、関心は現在行われている米中貿易協議に関する閣僚級会談に集中している模様です。

テクニカルも昨日から大きな変化は無く、ユーロドルは中期膠着レンジの中央付近で上は1.1364レベルの21日移動平均線に頭を抑えられ、下は1.1302の転換線に緩く支えられている状況です。

先ほど発表されたドイツの4QGDP改定値は速報と変わらず。この後18:00に2月のドイツのIFO企業景況感指数の発表が、19:00には1月のユーロ圏消費者物価指数確報値の発表があります。また24:30にはECBドラギ総裁の講演が予定されています。序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。

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