ニュージーランド2018年第4四半期失業率予想
NZの失業率が明朝発表されます。四半期毎の公表となっています。
NZの失業率関連指標(2月6日10時現在予想)
(1)就業者数(前期比ベース、黒い縦線より右は今回予想値、赤はゼロ)
就業者数の予想は前期比ベースで+0.3%です。前期の3Qは予想をかなり上回る数値でしたので、その反動になりそうです。エコノミストレンジではマイナス予想ないので、プラスが出ただけでも雇用は上向きになります。但し、2016年初をピークに就業者数は下降を辿っています(上図オレンジ矢印)。
また、前年比ベースでは、上図の○印が低い位置にあるので、前回(3Q)の2.8%とさほど変わらない2.6%予想になっています。
(2)失業率(黒い縦線より右は今回予想値)
失業率は前回4.4%予想が3.9%となり、2008年以来の最低水準まで改善しました。今回予想は4.1%と悪化しますが、それでも移動平均線は改善傾向を続けています。図(2)ご参照。
今日はワイタンギ・デーでNZ市場は休場です。この祝日はNZ建国の日と言われています。
さて、NZドル米ドルは週初に急激なNZドル高トレンドラインが0.6780〜0.6970米ドルにあるとしましたが、今日もまだこのトレンドラインを維持しており、今日は0.6815〜0.7005米ドルまで上がってきています。
目先はこの中にある0.6930〜40、0.6970米ドルの抵抗線は変わらず、後者越えて初めてレンジ上限まで行ける態勢になります。短期的にはNZドルが底固いですが、中期ではNZドル安トレンドが継続しているので、上値への戻りは1つずつ抵抗線をこなしてからの買い直しが良さそうです。
一方で、下値は0.6870、0.6830〜40、0.6815米ドルの順にサポートありますが、最後を切れて終わらない限り、NZドル上昇ラインを維持されます。(2月6日10:40、1NZドル=0.6888米ドル)
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