トルコリラ円ショートコメント(2019/1/28)

先週のトルコリラは、アルバイラク財務相がダボス会議でフランスやドイツの閣僚と会談をしたことで、欧州との関係改善をはかっている印象を与えていた

トルコリラ円ショートコメント(2019/1/28)

トルコリラ円ショートコメント

先週の振り返りですが、テクニカルな材料「大台20.00レベルをサポートに、21.10レベルをレジスタンスとする週」を考えました。実際のレンジは安値が20.37レベル、高値が20.88レベルと50銭レンジですから、トルコリラ円としてはかなり落ち着いた一週間であったと言えます。

先週のトルコリラは、経済指標もありましたがトルコリラへの目立った影響は見られず、またアルバイラク財務相がダボス会議でフランスやドイツの閣僚と会談をしたことで、欧州との関係改善をはかっている印象を与えていたものの、こちらも特に反応薄。週末からトルコ軍がシリア北部の攻撃をしているとのニュースにも規模が小さいこともあって、今のところは反応がありません。ただ、米国との関係も含め引き続きトルコ軍のシリアでの状況は見ておく必要がありそうです。

今週はトルコ国内の経済指標では貿易収支やPMIがありますが、それよりはFOMCで更なる引き締め政策後退の発言が出てくるかどうかのほうが注目度は高いと言えますが、トルコリラの緩やかな上昇トレンドはチャートからは依然として有効と言えそうです。

いつもの4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)をご覧ください。

トルコリラ円ショートコメント

1月3日のNY市場の安値からのサポートラインとそれと平行に引いたラインとで上昇チャンネルとその中間の補助線を示してありますが、現状ではチャンネルの上端に沿った動きを続けています。さすがに先週のレンジは狭いとは思いますが、今週も基本はこの上半分のチャンネルの中で緩やかな上昇をベースに、値幅が拡大した場合には、どちらにももう20銭程度の動きがあるという感じです。

今週も上昇傾向継続と見て先週の安値圏20.40レベルをサポートに、12月26日の高値圏21.05レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。

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