ユーロドル 高値更新後は反落 (1/10夕)

10日の東京時間にユーロドルは高値圏で横ばい推移。。昨晩中期レンジの上限であった1.15を上抜けた後、本日東京時間も高値を更新し

ユーロドル 高値更新後は反落 (1/10夕)

ユーロドル 高値更新後は反落

10日の東京時間にユーロドルは高値圏で横ばい推移。昨晩中期レンジの上限であった1.15を上抜けた後、本日東京時間も高値を更新し一時1.1570をつけましたが、夕刻欧州勢参入後は売り優勢となり東京時間18:30現在は1.1525レベルでの取引です。

昨晩は、0.25%の利上げを決めやや「ハト派不足」の印象から世界的な株売りにつながった、12月のFOMCの議事要旨公表に注目が集まりましたが、事前にシカゴ連銀をはじめとするFOMC参加者が、今後の利上げに慎重な発言を行ったことから、金利先高感が後退、議事要旨公表前に主要通貨に対してドルが売られる展開となりました。

この流れにユーロドルは3ヶ月に亘った1.2-1.5の中期レンジの上限を突破、一目均衡表の雲も突き抜けて10月中旬以来の高値水準での取引となっています。
ユーロ圏の年初のメジャーイベントである15日の英国下院のEU離脱法案採決を待たずに相場が動いてしまっており、やや見切り発車感無きにしもあらずで、予断を許さない状況ながら、一旦は1.15レベルが底堅くなった印象です。

週足で見るとユーロドルは概ね200週移動平均レベルで下値を抑えられている様子がうかがえ、また、11月の昨年安値1.1216もヘッドアンドショルダーのネックラインぎりぎりの線で踏みとどまっており、さらに、そのレベルが年初の安値1.0341からの上昇の61.8%戻し1.1187十も近いことから、一旦はユーロドルは底を打ったとみることもできそうです。

序盤の欧州株価指数先物はアジア株の反落とユーロ高にほぼ全面安。この後21:30に前回12/12-13開催のECB理事会の議事要旨が発表されます。また、今晩から明日にかけて26:00のパウエルFRB議長、明朝7:30のクラリダ副議長をはじめFRB関係者の講演が数多く予定されています。

ユーロドル 高値更新後は反落

ユーロドル日足

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ユーロドル週足

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