ユーロドル トレンド上抜け、中間選挙後のドル売りで
7日の東京市場でユーロドルは乱高下。午前中、米国の中間選挙の開票が進むにつれ、米長期金利が大きく変動、ユーロドルはそれに従う形で1.1395-1.1466のレンジで短時間に上下動を繰り返す荒い値動きの展開となりました。
その後昼過ぎに中間選挙の大勢が決し、一旦ユーロドルは1.14台半ばで方向感を失った形となりましたが、夕刻欧州勢参入後は上値追いとなり、東京時間18:30現在は1.1488の本日最高値圏での取引です。
米中間選挙は事前予想通り上院は与党共和党が過半数を維持する一方で、下院は民主党が過半数の議席を奪還、今後2年間上下院の「ねじれ」の状態が続くこととなりました。
夕刻までは上下した米長期金利にほぼ沿った動きをしたユーロドルでしたが、海外時間に入って米10年もの国債金利が3.18%付近で下げ止まったにもかかわらずユーロドルは続伸、本日1.1454付近の21日移動平均線や9月下旬以降の下降トレンドの上限ラインを上抜けて約2週間ぶりのユーロ高水準となっています。
中期の下落トレンドを脱したことで、ユーロドルは9/24高値1.1815からの下落の半値戻しと、日足の一目均衡表の「雲」の下限がほぼ一致する1.1560レベルを目指す動きとなっています。
序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面高、本日もこの後海外時間に大きな経済指標等の発表は予定されていません。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:上村 和弘
2024.04.24
ドル円見通し わずかに高値切り上げるも155円に届かず、日銀会合等控えて慎重な動き(24/4/24)
ドル円は、155円手前での市場介入警戒感もあり上昇が勢い付くことはなく慎重な動きを続けている。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.04.24
ドル円、約34年ぶり高値圏で一進一退。週後半の重要イベントを控えて身動き取れず(4/24朝)
23日(火)のドル円相場は高値圏で一進一退。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.04.23
東京市場のドルは154円台後半でのもみ合い、 155円手前の壁は分厚いか(24/4/23)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、目立った売買材料が観測されないなか、154円台後半でのもみ合いとなった。
-
ユーロ(EUR)の記事
Edited by:編集人K
2018.11.06
ユーロドル再びトレンド上限付近で小動き(11/6夕)
6日の東京市場でユーロドルは小動きに終始。今晩投票が始まる米国の中間選挙を控え様子見気分の強い展開となりました。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。