ニュージーランド2018年第2・四半期失業率結果
本日NZの第2四半期失業率が発表され、失業率関連数値は好悪相半ばとなりました。失業率は9年振りの低水準だった前四半期より0.1%悪化しました(過去最低は2007年リーマンショック前の3.3%)が、就業者数は前月・前年比共に予想を上回りました。同時に発表された全部門の賃金インフレ率は、前年同期比(2018,2Q)で+1.9%となり、前期1Q の+1.8%より上昇しています。また労働参加率は70.9%となり、これも前期比より+0.1%改善しています。
NZの失業率
NZドル/米ドルは発表前1NZドル=0.6815〜20米ドル付近で推移していましたが、発表直後に0.6800米ドル付近まで売られ、更に現在は0.6790〜95米ドルまで弱くなっています。内容的には悪くないものの、地合いは米ドルが強いので、悪化した失業率に反応した感じです。上値は0.6850米ドルの抵抗線に阻まれているので、現在は0.6750〜60、0.6710〜20米ドルにあるサポートを狙える形になっています。それでもシカゴポジションのNZドルショートはある程度大きいので、下押ししてもショートの買戻しがでそうです。トレンドはNZドル安方向となっています。(8月1日13:50、1NZドル=0.6793米ドル)
失業率(出所:NZ統計局)
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