ユーロ、伊財務相発言等で午後に入り急伸 (7/5夕)

5日の東京市場でユーロは昼過ぎまで1.1650−70のレンジ内で動意無く推移しましたが、午後に入りイタリアのジョバンニ財務相の発言を受けて急伸、

ユーロ、伊財務相発言等で午後に入り急伸 (7/5夕)

ユーロ、伊財務相発言等で午後に入り急伸

5日の東京市場でユーロは昼過ぎまで1.1650−70のレンジ内で動意無く推移しましたが、午後に入りイタリアのジョバンニ財務相の発言を受けて急伸、一時1.1711まで上昇した後、東京時間18:30現在は1.1690レベルでの取引です。

イタリアのポピュリスト政権で新財務相に就任したジョバンニ氏はブルームバーグのインタビューに答えて、ユーロには対処しなければならない問題があるとしながらも「誰もユーロを離脱したいとは望んでいない」「構造的に財政を悪化させるつもりは無く、改善の可能性もある」と述べました。この発言を受けてユーロドルには買い安心感が広がり、日中の底値1.1650から1.17台まで一気に上昇。
その後ドイツの5月の製造業受注が事前予想の前年比+1.7%を大幅に上回る+4.4%となったことなども追い風となり、一時1.1711をつけて堅調に推移しています。

ユーロ、伊財務相発言等で午後に入り急伸

テクニカルには、本日の上昇でユーロドルは4月半ば以降の中期の下降トレンドラインをほぼ上方にブレイクしてきています。直近のターゲット6/26高値1.1720も近く、この水準を抜ければ本日1.1765にある日足の一目均衡表の雲の下限がターゲットとなります。

ただ、今晩はこの後21:15にADP全国雇用者数、21:30新規失業保険申請件数、22:45 6月サービス業PMI改定値、23:00に6月ISM非製造業景況指数、24:00週間原油在庫と米指標が目白押し。更に27:00にはFOMC(6月13日)議事録の公表、明日6日は雇用統計と米中の輸入関税引き上げ実施予定日と重要イベントも重なり、結果次第で波乱含み。ユーロドルも一方向で上昇はしにくい状況です。序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面高。

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