ユーロドル東京時間に下落後、夕刻反発(6/12夕)

12日の東京市場でユーロドルは朝方下落後反発。本日は米朝首脳会談絡みでのドルの動きに左右された形となりました。

ユーロドル東京時間に下落後、夕刻反発(6/12夕)

ユーロドル東京時間に下落後、夕刻反発

12日の東京市場でユーロドルは朝方下落後反発。本日は米朝首脳会談絡みでのドルの動きに左右された形となりました。
朝方は米朝首脳会談への期待が高まったことからドルが主要通貨に対して買われる動きとなり、ユーロドルも朝方の1.1775-80レベルから東京時間9:00前後には1.1741間で売り込まれる動きとなりました。
米朝首脳会談では予期せぬ共同声明へのサインが行われたことから当初内容が公開されず期待が高まる局面もありましたが、次第に内容が抽象的な枠組みにとどまることが判明、ドルは逆に売られる展開となりました。
ユーロドルは一時1.1809まで反発の後、東京時間18:30現在は1.1796レベルでの取引です。

米朝首脳会談は、記者会見の内容からは結局北朝鮮からの何ら非核化の確証も時期の決定もないままに、体制の保証と軍事演習の取りやめ等に応じたことがわかり、失望感が広がっています。これまで反故にされてきた歴代大統領との共同声明と何が違うのかとの質問には「大統領が違う」と答え、非核化の費用については日本と韓国が喜んで支払うだろうと語るなど、実質的にはあくまで両国の今後の交渉の端緒を開いたに過ぎないようです。

本日この後21:30からは米消費者物価指数の発表があります。序盤の欧州株価指数先物はまちまち。

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