オーストラリア 4月失業率予想
（5月16日13時現在）
（１） 就業者数…前回3月は2月に続いて予想を下回る数値になりました。最近の移動平均線は下向き傾向が継続しており（下図オレンジ色矢印）、2017年よりは落ち込みが激しいのが解ります。2016年よりはまだ上回っていますが、今回予想通りでもあまり芳しい数値ではありません。
因みに2017年は＋36万人増で、月平均が約3万人で、今年の1月〜3月は平均＋1.28万人ですので半分以下になっています。
尚、例年の4月数値（下図○印）は概ね高い水準にいます
（黒い線はゼロ、○印は各年4月）
（２） 失業率…4月予想は5.5％で前月と変わらず、最近は改善傾向が止まっています。（黒い線は5.6％）
最近の中銀見通しでも、失業率や就業者数は緩やか改善傾向と予測しており、今回も上下にブレない数値となりそうです。エコノミスト予想みても就業者のレンジは1万〜3万人となっています。
短期の豪ドルは依然弱く、直近では0.7450〜90米ドルレンジで推移しています。
今週初の月曜日には0.7490〜0.7730米ドルの豪ドル安トレンドライン内にいましたが、再度レンジ下限のサポートを切り、現在はダブルボトム狙い（0.7410米ドル）の中にいます。このトレンドラインは1週間で15〜20ピップス程度下落しているので、引き続き豪ドルは戻り売り継続になっています。
明日の失業率が予想以下になると売り材料になりそうです。（1豪ドル＝0.7474米ドル、5月16日13時40分現在）
オーダー/ポジション状況
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