トルコリラ円ショートコメント(18/5/14)

先週のトルコリラは、ランドとは対照的に弱い新興国通貨としての動きを見せました。大きな材料は無かったものの、前週の流れを継続して史上最安値を更新、

トルコリラ円ショートコメント(18/5/14)

トルコリラ円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが上下にやや広めのレンジを考え「大台25.00レベルをサポートに、2週前安値に近い26.25レベルをレジスタンスとする流れ」を考えました。実際のレンジは、安値が25.05レベル、高値が25.88レベルと予想よりも上値は限定的であったものの、新安値更新という点では方向性は合っていたと言えます。

先週のトルコリラは、ランドとは対照的に弱い新興国通貨としての動きを見せました。大きな材料は無かったものの、前週の流れを継続して史上最安値を更新、大台25円を目前にいったん戻したものの週末には再び下げてと、25円の大台突破も時間の問題という動きとなりました。

今週は失業率や財政収支などいくつかの指標は控えていますが、こうした流れの中ではよほど良い数字でもなければ反発には繋がりません。以前、日足チャートを例にトルコリラ安のターゲットとして24.69レベルというフィボナッチ・エクスパンションのターゲットを示しましたが、着実に同水準に近づきつつあると考えざるをえません。

再び史上最安値に近づいていますので、上記ターゲットをピンクの水平線で示したチャートをご覧ください。いつもの4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)です。

     トルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円 四時間足

     トルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円 四時間足

これを見ても先週の高値圏を戻りの限界点として、まずは25円の大台、そして上述の24.69レベルをターゲットしているという流れに見えます。対ドルでも史上最安値圏にある点も気がかりとしか言えない状況です。今週も戻り売りを考え、24.70レベルをサポートに、25.70レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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