ユーロドル 1.1800挟みで上値の重い展開
7日の東京市場でユーロドルは1.18近辺で方向感のない取引が続きました。
ユーロドルはこのところ米国の強弱材料に振り回されているうちに、ユーロ側には特段の売り材料も無いまま、ユーロがじりじりと値を下げる展開となっています。
昨晩の海外市場ではユーロドルはじりじりと値を下げているうちに1.1820や1.1800を割り込んだところにあったストップロスをヒットして安値1.1781をつけています。
16:30現在のユーロドルは1.1790レベル、上昇トレンドをはずれ一目均衡表の雲の中に深く入り込んでおり当面のサポートと見られた89日移動平均線(1.1805)や21日移動平均線(1.1803)が逆に頭を抑える形となっています。
明日夜の米雇用統計や来週のFOMCを控え、為替市場が徐々に動きを鈍らせる中でユーロは上値の重い印象だけが残っていて冴えません。
16:00に発表されたドイツの10月鉱工業生産は季節調整済みで前月比-1.4%と事前予想+0.9%を大幅に下回る結果となりましたが為替は無反応。
今晩この後は19:00にユーロ圏7〜9月期GDP確報値の発表は予定されており、市場予想は速報値年率+2.5%どおりの数値が予想されています。また25:00にはドラギECB総裁の会見が予定されています。一方米国サイドは、新規失業保険申請件数の発表が22:30からです。
オーダー/ポジション状況
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