オーストラリア 9月失業率結果(17/10/19)

9月の豪州失業率は以下の通りとなりました。就業者数はエコノミスト予想を上回り、失業率も0.1%改善しました。為替相場は小幅の豪ドル高となっています。

オーストラリア 9月失業率結果(17/10/19)

オーストラリア 9月失業率結果

オーストラリア 9月失業率結果

9月の豪州失業率は上の通りとなりました。就業者数はエコノミスト予想を上回り、失業率も0.1%改善しました。為替相場は小幅の豪ドル高となっています。

オーストラリア 9月失業率結果 2枚目の画像

さて就業者数からみていくと、9月の就業者数は8月より19,800人増加し、予想(15,000人)を上回りました。内訳は、フルタイム雇用者が6,100人増(8月40,100人増)、パートタイムが13,700人増(8月14,100人増)となりました。内容的にも引き続き改善傾向を辿っています。また失業率も改善し5.5%になりました。

オーストラリア 9月失業率結果 3枚目の画像

9月の労働参加率は65.2%となり8月と同じになりましたが、8月は前回発表時65.3%より0.1%下方修正されました。前年比では0.8%上昇しています。
月間全労働時間は1120万時間増加し17億1820万時間(前月17億700万時間←17億540万時間から上方修正)となりました。カレンダー上では、9月は8月より1日少ないにも関わらず総労働時間が増加しているので、個人消費には好材料になります。

人口に対する雇用者の割合(出所:豪州統計局)

人口に対する雇用者の割合(出所:豪州統計局)

総人口に対する雇用者の割合はリーマンショック後の底値水準を越えるまで回復してきました。移民増加で総人口は毎年増加しており、それに対する割合が高くなっているので、総所得は拡大し内需には好影響となります。

豪ドル/米ドルは指標発表前に0.7840〜45米ドルで推移していましたが、発表後は高数値の指標に0.7870米ドル付近まで買われました。現在は0.7850米ドル付近まで下がっています。まだ0.7810〜90米ドルのレンジ内に収まっており、数値が良かったとはいえ許容範囲内だったことになります。
上記のレンジ抜けで、上値は0.7910〜20、0.7950〜60米ドルの抵抗線、下値は0.7790、0.7750米ドルのサポートが控えています。(1豪ドル=0.7850米ドル、10月19日11時11分現在)
 (以上)

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る