ユーロ上伸、一時21日移動平均線に達する(10/11夕)

11日の東京市場でユーロは続伸、概ね1.18台を維持しました。

ユーロ上伸、一時21日移動平均線に達する(10/11夕)

ユーロ上伸、一時21日移動平均線に達する

11日の東京市場でユーロは続伸、概ね1.18台を維持しました。午後は一段と上値を広げ、夕刻欧州勢参入後は一時1.1845と9/26日以来の水準をつけており、本日1.1834まで下降してきている21日移動平均線と一時クロスしています。
本日未明にカタルーニャ州議会でプチダモン州首相は独立宣言の延期を宣言、スペイン政府との対話姿勢を示したことからユーロに買い戻しの動きが見られています。

ただ、1.18台半ばからは売り意欲も強く、ターゲットの水準まで落ちきらなかった9月形成のヘッドアンドショルダーのネックラインは今日現在1.1867レベル。
終値ベースでこのレベルをしっかりと抜けるまではユーロが上昇トレンドに回帰したとは判断できず、当面は方向感探りとなりそうです。本日のところはユーロドルの終値と21日移動平均線1.1834との位置関係に注意です。

今晩欧州圏にこの後重要な指標は無く、明日朝ECBプラート理事のスピーチがある程度。米国は複数の連銀総裁が講演する他、指標はMBA住宅ローン申請件数がありますが、なんといっても日本時間明日未明3:00の9月20日開催分のFOMC議事録の公表が今晩は重そうです。

先月のFOMCでは資産縮小の方針が発表され、また、ドットチャートでも年内利上げを支持する動きが拡大、会合後60%前後だった年内利上げ確率はその後70%、90%と上昇してきています。一方で中長期の金利見通しは引き下げられるなどの動きもあり、どのような議論がなされたか注目されます。
ただ、利上げを市場が確信したFOMCだけに、内容的にドルの買い材料が含まれている可能性は高く、ユーロ反落のリスクには要注意です。
序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。

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