オーストラリア 7月小売売上高結果(9月7日、日本時間10時30分公表済)
7月小売売上高実績 前月比+0.0%(予想+0.2%)
7月の小売売上高は予想を下回る0.0%(予想+0.2%)となりました。例年7月はあまり良くないですが、今年も同様となりました。また6月は当初の+0.3%が+0.2%に下方修正されました。第3四半期は芳しくない数値からスタートしています。
豪州小売売上高(7月迄、青:前月比伸び、オレンジ:6ヶ月移動平均、赤:ゼロ)
過去2年間の累積トレンドは下図になっています。(出所:豪州統計局)
主なセクター別内容は(前月比ベース)下記となっています。
7月は食品が伸びましたが、家庭用品・衣料・百貨店がマイナスとなり、堅調な必需品以外は低調な数値になっています。
7月 6月
食品 +0.7% +0.0%
家庭用品 ▼1.7% +0.9%
衣料 ▼0.2% +0.8%
百貨店 ▼2.8% ▼0.3%
レストラン等 +0.2% +0.5%
その他 +1.3% +0.2%
今日発表の小売売上高と貿易収支は両方とも予想下回る数値になりました。
相場は発表前に0.8010〜15米ドルで推移していましたが、発表後は0.7990米ドルまで約20〜25ポイント下落しています。
内容が悪い割には豪ドルが底固く推移していますが、上値は0.8020米ドルにある抵抗線はクリアできずに反落しています。依然として0.7900〜0.8040米ドル(ここ数日で10ポイント程度上昇)の右肩上がりのトレンドラインは維持しています。
このレンジ間の0.7930〜40米ドルにサポートあり、現在はどこまで調整するかの流れにいます。(9月7日11:00、1豪ドル=0.7995米ドル)
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.04.19
東京市場のドルは一時153円台入るも瞬間的な動き、中東情勢を見極めるムード強まる恰好に(24/4/19)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、中東情勢緊張化を受けて、一時153円台まで下落する場面も見られたが、売り一巡後は154円30銭台まで値を戻した。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.04.19
ドル円 地政学リスク拡大を懸念、為替も波乱含みか(4/19夕)
東京市場は結果「行って来い」。一時ドル安が進行し153円半ば近くまで値を下げるも、その後はドル買戻しが優勢だった。
-
ニュージーランドドル(NZD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.04.19
NZドルWeekly 100MAと50MA間でのもみ合い相場となりそうだが、乱高下の可能性も(24/4/19)
NZドルは、第1四半期消費者物価指数(CPI)が前期を上回ったことや、100日移動平均線が下値支持線として意識されたことなどから、91円台でのしっかりと推移となった。
-
オーストラリアドル(AUD)の記事
Edited by:橋本 光正
2017.09.07
オーストラリアの7月貿易収支結果(17/9/7)
7月の豪州貿易収支が発表されましたが、エコノミスト予想平均を大幅に下回り、ほぼレンジ下限に近い数値となりました。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。